錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

圧倒的迫力の「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

香港にいたことのある友人が、この映画を見にいくというので、かつて香港に行ったとき、折り重なるように密集したスラム街・九龍城砦を垣間見たことを思い出し、わたしも見に行くことにしました。

 

 

半年ほど前に見たので筋はほとんど忘れてしまいましたが、麻薬や買春など無法地帯として知られ、また汚くて危険で迷路のような九龍城砦がセットとはいえ、再現されたのは圧巻でした。

通路にはネズミが行き交い、その狭い通路をオートバイで駆け上がり、屋上では飛行機がすぐ頭上を飛んでいく映像は迫力がありました。


でもあとで知ったことは、この九龍城砦は中国から逃れてきた人にとっては、無法地帯であるがゆえにかえって、家族とともに肩寄せ合って安心して暮らしていける場所であったということです。 彼らは固定資産税などとられることなく稼業に精を出して働いていたのです。


1980年代のある日、かつて黒社会の掟に逆らって追われ香港に密入国した青年、陳洛軍が身分証を手に入れようとして黒社会の大ボスにだまされ、大ボスから袋を奪って、そんな九龍城砦に逃げこみます。

そして床屋を営み、九龍城砦で最強の拳といわれる龍捲風と手を組み、大ボスの手下の執拗な攻撃に対して生命を賭けた闘いがはじまるのです。

 

 

香港のアクション映画らしく拳で殴られた空中を飛ぶシーンなど奇想天外なシーンもありますが、何といっても、そのアクションシーンはこれでもかというくらい壮絶で、迫力があり堪能できます。


東洋の魔窟と呼ばれた伝説のスラム街、九龍城砦は香港返還を控えて無法地帯をなくすためにイギリスが、1993年に解体したそうで、現在は公園になっているそうです。


いま香港では映画業界も斜陽化しているそうですが、この映画がヒットしたことを契機にふたたび元気になっていくことを期待したいと思います。

 

 

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