錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

BANKSY GENIUS OR VANDAL ?:バンクシー展 天才か反逆者か

LOVE IS IN THE ATR 横浜で開催されている「バンクシー展 天才か反逆者か」を見てきました。 私はバンクシーというのは、街角の壁に落書きを描く、サブカル的でパンクなスト リート・アーティストかと思っていましたので、彼がスタジオでいろいろな材料を使…

語学・英語系の老舗出版社の開拓社の新刊情報のご案内

昭和2年創業の語学・英語系の老舗出版社である開拓社の大変ご好評をいただいております新刊18点のご紹介です。 最後にコロナ禍でキャリアアップ&収入アップのためにTOEICなどの英語資格試験の受験の合格を目指すなど英語を学んでいる方のために開拓社の…

英語の達人になる道:クリエイティブな右脳をトレーニングして、"英語脳”をつくる

写真協力:苫米地英人博士 昭和二年創業の老舗・語学系専門出版社であり、①1973年刊行のホーンビーの 「新英英辞典」(下記画像参照)②2005年の発売以来、いまだに版を重ね大好評を 博しております、当社の永遠のロングセラーで、いつも座右において…

多治見の陶器師・高木典利先生のおもてなしの流儀:The way of Mr.Takagi's hospitality

©平正窯 高木典利 多治見市市之倉の陶器師で近代陶磁器研究家の高木典利先生の平正窯(ひらまさがま)にお伺いしました。 平正窯 多治見市市之倉 Hiramasa Kiln Tajimi Ichinokura 平正窯をお伺いしまして驚いたことは、展示内容が昨年お伺いした時とは様変…

横山美術館「京焼ーその技が歴史をつくる」展拝観記:Yokoyama Art Museum"Kyoto wear"

錦光山宗兵衛Ⅶ 透彫朝顔図花瓶 Kinkozan Sobe Vase with morning glory ©横山美術館 名古屋の「横山美術館」の「京焼ーその技が歴史をつくる」展を見てきました。 多治見の平正窯(ひらまさがま)の陶器師で近代陶磁器研究家の高木典利先生が「素晴らしい展…

西川満と葉石濤:日台を結ぶ浪漫的な絆

昨年の2019年4月23日、わたしは台南の街にいた。 翌日、わたしの恩師西川潤先生のお父様の西川満氏の著作が収蔵されている真理大学の「台湾文学資料館」を訪問する予定になっていたのである。 その日、わたしは朝タクシーで「安平古堡」に向かい、次…

横山美術館の「京焼」展・講演会中止のお知らせ

©横山美術館 5月17日に予定されておりました、横山美術館さまの「京焼ーその技が歴史をつくる」展の講演会「世界に雄飛した京焼・京薩摩ーその魅力を探る」が、新型コロナウイルスの影響で残念ではございますが、中止されることとあいなりました。 皆様の…

横山美術館の講演会中止のお知らせ

横山美術館「京焼」展の開催期間が7月19日まで延期されます:Yokoyama’s exhibition"Kyoto-ware" extended

上絵金彩花蝶図花瓶 錦光山宗兵衛 Vase with flower&butterfly design,overglazed with gold Kinkozan Sobee ©横山美術館 冒頭の画像は横山美術館さまの企画展「京焼ーその技が歴史をつくる」展に展示されている錦光山宗兵衛の「上絵金彩花蝶図花瓶」です。 …

横山美術館「京焼」展がNHK日曜美術館「アートシーン」で紹介予定

©横山美術館 錦光山宗兵衛「盛上網文葡萄図花瓶」 Kinkozan SobeeⅦ Vase with mesh and vine design,Moriage 来週4月12日(日)、NHK(Eテレ)日曜美術館の「アートシーン」にて 名古屋の横山美術館様の「京焼ーその技が歴史をつくる」展の下記の内容な…

わが恩師西川潤先生を偲ぶ:地球を破滅から救うために 

わたしの恩師、早稲田大学政経学部名誉教授の西川潤先生は、国際経済分野で高名な経済学者でした。 その西川潤先生が2018年10月2日、Global Social Economy Forumという国際フォーラムに参加するため訪れていたスペイン・ビルバオ市にて永眠されまし…

横山美術館の講演会が5月17日に延期になりましたのでよろしくお願い致します。

鴛鴦飛翔図ティーポット 錦光山宗兵衛 「ギャラリー史(ふみ)」所蔵 皆様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが、 名古屋の横山美術館様のわたくしの講演会「世界に雄飛した京焼・京薩摩ーその魅力を 探る」が、新型コロナウイルスの影響で当…

ミュージカルCATS:再生への物語・Touch me、 you'll understand what happiness is

ミュージカルCATSを、ロンドンのウェストエンドの劇場で、役者が舞台を降りてすぐそばまで来て演じてくれたりして見たときも、出張でシカゴの劇場で見たときも、猫たちのアクロバティクな踊りに魅了されたり、”Memory"の歌唱の素晴らしさには痺れましたが、…

横山美術館講演会「世界に雄飛した京焼・京薩摩ー魅力を探る」

・錦光山宗兵衛(Kinkozan Sobei) 後列左(Left) 上絵花鳥図花瓶 前列左(Front Left) 上絵金彩燕図花瓶 前列右(Front Right) 上絵金彩蓮図花瓶 ・帯山与兵衛(Taizan Yohei) 後列右(Right) 上絵金彩花鳥図花瓶 以前のブログでもご紹介しましたが、4月5日…

横山美術館「京焼・その技が歴史をつくる」展開催:Kyoto Kiln・The Task touched the History by Yokoyama Art Museum

横山美術館 「京焼・その技が歴史をつくる」展 ポスター The Poster of Kyoto Kiln・The Task touched the History by Yokoyama Art Museume (c)Copyright 横山美術館 名古屋の横山美術館で今年3月14日から6月14日まで「京焼・その技が歴史をつくる」…

セントルイス万博の錦光山:Kinkozan in St.Louis Exhibition 1904

色絵菊花文透彫花瓶 七代錦光山宗兵衛 アシュモレアン博物館蔵 Art Nouveau style vase with chrysanthemum Kinkozan SobeiⅦ Ashmolean Museum 、University of Oxford 皆様、新春をお慶び申し上げます。 今回、第五回内国勧業博覧会、日英博覧会に続きまし…

錦光山作品来歴「顛末記」Ⅱ・日英博覧会編:Kinkozan in JAPAN BRITISH EXHIBITION 1910

「菊模様花瓶」七代錦光山宗兵衛 迎賓館赤坂離宮・和風別館[游心亭] Chrysanthemum design Vase Kinkozan sobei in State Guest House AKASAKA PALACE、Yushintei この「顛末記」の前編で書きましたように、 敬愛する大阪歴史博物館学芸員の中野 朋子さま…

錦光山作品来歴「顛末記」Ⅰ・第五回内国勧業博覧会編:Kinkozan in 5th National Industrial Exhibition in 1903

「老農婦像 」 七代錦光山宗兵衛・沼田一雅 オックスフォード大学・アシュモレアン博物館 「A ceramic figure of elderly female farmer」 Kinkozan SobeiⅦ&Numata Ichiga Ashmolean Museum・University of Oxford 私が敬愛しております藪明山研究の第一人…

幸福路のチー、切ないアイデンティティの揺らぎ:Sad of swaying identity on Happiness Road

台湾の長編アニメ「幸福路のチー」 On Happiness Road in Taiwan 台湾のアニメ「幸福路のチー」を見てきました。 主人公のリン・スーチーが生まれたのは蒋介石総統が死去した1975年4月5日と、なにやら意味ありげに設定されています。 大学を卒業してア…

夢窓国師茶会とよみがえる「築地明石町」:The Tea Ceremony&A Beauty in the Kaburaki Kiyokata

鏑木清方記念美術館 KAMAKURA CITY KABURAKI KIYOKATA MEMORIAL ART MUSEUM 夢窓国師ヲ想フ、瑞泉寺茶会に参加してきました。 参加した理由のひとつは、石立僧としての夢窓国師と瑞泉寺の庭に惹かれたことでした。 初冬の朝、訪れる人もまだまばらで、本堂の…

第三夫人と髪飾り、陰翳の濃い官能の世界:The Third Wife by Ash Mayfair

第三夫人と髪飾り 14歳の第三夫人メイ The Third Wife ,14 years ,May この映画は、抑圧された女性たちの愛と哀しみを甘美な官能とともに描いた作品であると思われます。 物語は、14歳の少女メイが渓谷にかこまれた絹の産地の父親ほど年の離れた大地主の…

鏑木清方、明治の面影を描く:Good old days by Kaburaki Kiyokata

最近、私は明治のおんなたちを描いたものを執筆したこともこれあり、失われてい く明治の時代を惜しみ、市井の人々の暮らし、とりわけ女性のささやかな生活の何気な い情景を描いた鏑木清方(1878~1972)の代表作〈築地明石町〉〈新富町〉〈浜町河 岸〉の「…

龍潭寺 鶴亀蓬莱庭園の美:The Garden of Zen Buddhism Temple Ryotan-ji

龍潭寺庭園 Ryotan-ji Zen Buddhism Temple Garden 遠州浜松の臨済宗妙心寺派の名刹、龍潭寺の庭園は小堀遠州の作と伝えられていま す。 庭園の五つの築山のなかで一番高い築山の中腹には、下の写真にありますように、ご 本尊をあらわす守護石が置かれ、その…

野村碧雲荘・拝観記:The Japanese Garden "HEKIUNSO" in Kyoto

碧雲荘 西門 青い空と白い雲、まさに碧雲荘、長屋門の彼方に東山が望める West gate Hekiunso 日本の名園、野村碧雲荘を拝観して参りました。 碧雲荘は、野村證券の創業者である野村徳七翁(号、得庵 1878~1945)が、庭師、 植治こと七代小川治兵衛(1860~1…

浅草の技、江戸の粋:THE WORLD OF TSUGE KYOUZABUROU

世界的なパイプメーカーの(株)柘製作所の柘恭三郎会長にお招きいただきまして、貴重なコレクションを拝見してまいりました。 柘製作所といいますのは、柘恭三郎会長のご先祖が、金沢の刀鍛冶をされていた刀工であったそうで、それが幕末の廃刀令で職がなくな…

錦光山と藪明山:Kinkozan & Yabu Meizan

色絵金彩紅葉図花瓶 錦光山宗兵衛 Kinkozan Sobei 藪明山が海外のコレクターから非常に人気があり、高い評価を得ていることは知っていましたが、実際に藪明山の作品を実見したのは、京都の清水三年坂美術館に行った際に、錦光山作品とよく似た細密な作品があ…

苫米地英人博士の還暦祝賀会:60th ANNIVERSARY Dr.TOMABECHI

苫米地英人博士の還暦祝賀会が帝国ホテルの富士の間で開催され、お祝いに行ってきました。 冒頭、藤末参議院議員の祝辞があり、また、リングス代表の前田日明さまの乾杯がありました。 多くの参会者が会場を埋め尽くしておりましたが、TOKYO MXTVの月曜日の…

十五代沈壽官様:SATSUMAは世界の言葉で語った日本のやきもの

金襴手岩上観音座像 十二代沈壽官 「華麗なる薩摩焼展」にて 12th CHIN JUKAN 十五代沈壽官様とお会いしました。 昨年の鹿児島黎明館で開催されました「華麗なる薩摩焼展」ではお会いできませんでしたので、今回東京赤坂でお会いできまして、私としましては…

マイセン動物園展:Animals of Meissen

パナソニック汐留美術館の「マイセン動物園展」に行ってきました。 同展によりますと、ザクセン選帝候のアウグスト強王はその権力を誇示するために宮廷動物園を磁器で再現しようとして、大量の動物彫像が作られたそうです。 その動物彫像はそれぞれに時代を…

Masterpieces of the OKADA MUSEUM OF ART:Japan ,Country of Gold Screens

箱根の岡田美術館で「金屛風展」が開催されており、「フランス人がときめいた日本の美術館」でも紹介され、また私もひょんなことからこの美術館には以前から関心があったので行ってみることにしました。 OKADA MUSEUM OF ART まず最初に小涌園にある瀟洒な建…