京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝-世界に雄飛した京薩摩の光芒を求めて
Kinkozan Sobei: the story of an Awata Kiln
A study of Kyo-Satsuma,Kyoto ceramics that touched the world
私が錦光山宗兵衛の作品を海外ではじめて見たのはロンドンでした。
ロンドンでは、冬曇りの暗鬱な、ある朝、庭の片隅に黄水仙(golden daffodils)が咲いているのに気づいて、春の訪れを知ります。
まるで天の啓示のように。
いまでも黄水仙を見るとロンドンの香りがします。
woodsidepark、ロンドン郊外の北の町、水仙と杏子の花咲くとても素敵な町でした。
そして湖水地方を旅して、100年前の風景を今も保っている、鉄条網や柵の釘ひとつ同じもので。100年後も同じ風景を残す、ナショナルトラスト。
幾多の追憶が積み重なった、変わらない風景に自然とともに生きる永遠への願いを感じます。
ワーズワースの一遍の詩。
The Daffodils
I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'ev vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host, of golden daffodils;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breese.
From Wordsworth Poems ,
PENGUIN BOOKS
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