錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

水戸・京成百貨店の「明治工芸の輝き」展で錦光山宗兵衛作品がご覧になれます。

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 美術商「ギャラリー史」高橋悟様ならびに高橋親史様からご案内いただきましたので

ご紹介させていただきたいと思います。

 下記にございますように、水戸市京成百貨店6階アートギャラリーにて2019年

5月9日(木)から15日(水)に開催されます「明治工芸の輝き」展におきまして錦

光山宗兵衛の作品がおよそ10点ほど展示されるということです。

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 「明治工芸の輝き」展の開催に際しまして、美術商「ギャラリー史」高橋悟様にお願

いしまして快諾をいただき、同氏所有の錦光山作品の画像を掲載させていただきますの

でよろしくお願いします。なお、冒頭の画像および下記の3点の画像の錦光山作品は同

展に展示されるとのことです。

 

瓢型金盛り竹文飾り壺 410ミリH

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小紋入り花鳥図花瓶 180ミリH

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正月遊戯図盃 75ミリW

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 なお美術商「ギャラリー史」高橋様は毎年アメリカでオールド・ノリタケをはじめ明

治の工芸品を探して日本国内の百貨店で企画展を開催されているとのことです。

 美術商「ギャラリー史」高橋様には、京成百貨店の「明治工芸の輝き」展のご案内を

いただき、また錦光山作品の画像をご提供いただきまして厚く御礼申し上げます。

どうも有り難うございます。

 

  本日、5月12日、水戸の京成百貨店で開催されております「明治工芸の輝き」展に行ってまいりましたので、追記させていただきます。

 「明治工芸の輝き」展では、錦光山宗兵衛作品が約10点、京薩摩関係では帯山与兵

衛が2点、京焼の乾山伝七、宮川香山香蘭社関連、瓢池園、横浜開港160年記念の

横浜絵付け作品など約150点が展示されておりまして、その多彩な内容に驚きまし

た。他の展覧会では、見られないような作品もあり、あらためて来て良かったと思いました。

 また美術商・ギャラリー史(ふみ)の高橋悟様、高橋親史様にはとても温かく迎えて

いただきまして、高橋様の博識に驚くと共に、とても勉強になりました。この場をお借

りして厚く御礼申し上げます。

 高橋様のお話があまりに面白かったので、ついつい長居をしてしまいましたが、益々

のご活躍をお祈りしたいと思います。また錦光山宗兵衛作品に加えまして帯山与兵衛作

品もで写真撮影を快諾していただきまして感謝に堪えません。さらに横浜開港160

年を記念して出版されました、近藤裕美様の「近代横浜の輸出陶磁器」(里文出版)を

いただきまして心から御礼申し上げます。

 高橋悟様、高橋親史様、本当にどうも有り難うございます。

 なお同展は5月15日(水)までの開催となっておおりますので宜しくお願い申しあげます。

 

 ギャラリー史(ふみ)の高橋様に感謝しつつ、ここに画像を掲載させていただきます。

 会場風景

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錦光山宗兵衛作品

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 この作品の上段には藤の花が描かれ、中段にはかぼちゃと雀が描かれていて、ともに繊細で余韻のある絵付けである。両方の絵の間と下段に3種類の文様が描かれていてとても手の込んだものとなっている。おそらくは何回か焼き付けたものと思われるが、その超絶技巧はやはり凄いといわざるを得ない。

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錦光山宗兵衛と共に神戸の外国商館で京薩摩の輸出の道を切り拓いた帯山与兵衛作品

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近藤裕美様著 「近代横浜の輸出陶磁器」(里文出版)

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○©錦光山和雄

 

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