錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

大佛次郎賞・読者推薦のご協力のお願い

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 かつて京都の粟田には匠の技の粋を結集して焼物を作っていた一群の職人たちがおりました。明治150年を迎えた今日そのほとんどは忘れ去られています。

 私は忘れ去られ埋もれてしまったそれらの人々、粟田焼および京薩摩に生涯を捧げた人々の生きた証を求めて、それを掘り起こし、後世に記録として残すために、私の拙作「京都粟田窯元 錦光山宗兵衛伝」としてまとめ上梓いたしました。それは幕末から明治維新、明治、大正、昭和にいたる激動の時代に日本の窯業の近代化への改革に苦闘した人々の歴史でもあります。そして彼らは再現不可能といわれる世界一の細密描写で、繊細で華麗な陶磁器を作り、いまも世界の人々を魅了し愛されています。

 私は日本の匠の技が世界に引き継がれ未来に繋げていくために、京都の粟田焼および京薩摩のことを一人でも多くの人に知っていただきたいと祈念しております。そのための活動のひとつといたしまして、皆さまに私の拙作「京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衛伝」の大佛次郎賞・読者推薦へのご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 私の拙作は、 税込み3024円と高価なので、地元の図書館で閲覧リクエストをしていただいてお読みいただければ幸いです。

 大佛次郎賞・読者推薦は、朝日新聞社が「天皇の世紀」「鞍馬天狗」など史伝、小説に多彩な業績を残した大佛次郎を記念して、日本語の散文として質の高いもの、人間精神への鋭い洞察を含むもの、歴史および現代文明の批評として意義の高いものを選考基準としておりまして、詳しいことはわかりませんが、選考委員による選考とともに読者推薦もあるようです。 

 推薦の方法といたしましては、推薦する読者の方が、ハガキに

①著者名(錦光山和雄)②本の名前(京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝)

③出版社(開拓社)

を記入(推薦理由は不要だそうです)いたしまして、推薦する読者の方の①住所②お名前③年齢④電話番号を記入しまして、下記宛てに郵送していただくというものです。

 〒104-8011

 東京都中央区築地5-3-2

 朝日新聞東京本社文化くらし報道部大佛次郎賞事務局

今年9月末が締め切りとなっておりますので、皆さまよろしくお願い申し上げます。

                      錦光山和雄

  皆さまにご支援、ご協力を賜りましたが、大佛次郎賞は落選いたしました。

 ご期待に沿えず申し訳ございませんでしたが、皆さまのお心遣いに心より感謝申し上

 げます。どうも有り難うございました。

            2018年12月29日   錦光山和雄 拝

 

 

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