天台宗ハワイ別院の初代住職であった
荒了寛師が心血をそそいで後世に残そうとした書が
『日本人の目、アメリカ人の心』です。
この本の原著は『Japanese Eyes、American Heart』です。
天才的科学者・苫米地英人博士が惜しみない全面的な支援をして、原著を翻訳し、出版に導いたのです。
なぜ荒了寛師はこの書を残そうとしたのでしょうか。
それはアメリカ人になったハワイ日系二世兵士が、みずからの親の国である日本と戦うことになった苦悩とヨーロッパ戦線で多大な犠牲をはらいながら
戦ったことが、アメリカ人の日本を見る目を変え、戦後の強固な日米関係の基礎となったことを伝えたかったのではないかと思います。
荒了寛師は、2019年1月16日に永眠され、
亡くなって5年ちかく経ちますが、
このほど天台宗ハワイ別院に「荒了寛師記念館」がつくられると聞きます。
そして荒了寛師を偲び、記念して
『日本人の目、アメリカ人の心』も記念館で販売される予定です。
多大な犠牲をはらって「戦争」と「差別」と戦い、
強固な日米関係の基礎となった
ハワイ日系二世兵士の「死闘と栄光」の記録を
読んで
あなたも差別と戦争のない世界を目指しませんか‼