
瀬戸のはずれにある窯垣の小径を訪れてみました。駅からだいぶ遠いのではないかと心配しましたが、歩いてみると20数分くらいで着きました。
窯のいらなくなった道具が壁に埋め込まれた広場からいきなり小径がはじまりました。


窯垣の小径は街道沿いの小径かと思っていましたが、山沿いの小径で樹々に覆われ、場所によっては小径はかなりの急斜面に沿っており、足を滑らせれば孟宗竹にひっかかること請けあいです。
途中、窯垣の小径ギャラリーがあり、中には入れませんでしたが、陶片をご自由にお持ちくださいと書いてあったので一つもらってきました。

窯垣の小径資料館を通りすぎてしばらく行くと壁に可愛らしい陶片が埋め込まれています。




さらに小径を行くと、壁全体に不用となった窯の道具が幾何学模様に埋め込まれた場所に出ました。




窯垣の小径は全長400メールくらいの小径ですが、いらなくなった窯の道具を壁や垣根に埋め込んだ、こんな場所はめったにないので、さすが陶磁器の街、瀬戸だと感心し、また貴重な体験ができたことをうれしく思いました。
