わたしの祖父、七代錦光山宗兵衞が明治25年(1892)のシカゴ・コロンブス世界博覧会に出品した「色絵金欄手鳳凰文飾壺」が東京国立博物館の1階14室で開催されている「やきものを彩る金と銀」展(会期2024年10月22日〜12月1日)に展示されていて見ることができます。
この作品は東京国立博物館が所蔵しているのですが、いつでも見れるわけではないので、この機会に京薩摩の最高峰とも言われるこの作品を是非ご覧になっていただきたいと思います。
また、面白くて一気読みできると好評でありました、京都を代表する窯元の祖父、七代錦光山宗兵衞が京焼の近代化に取り組み、様々な困難に苦闘する姿を描き、またその家族の愛と確執を書いた小説、『粟田、色絵恋模様』(開拓社刊、ハードカバー、定価1800円、Amazonでも購入できます)
および、わたしのライフワークともいえる、京焼と錦光山窯の歴史を江戸時代から昭和初期に渡ってあますところなく描いた本格的な評伝、『京都粟田焼窯元 錦光山宗兵衞伝 世界に雄飛した京薩摩の光芒を求めて』(開拓社刊、ハードカバー、定価2800円、Amazonでも購入できます)をこの際、手に取って読んでいただけますと、とてもありがたく存じます。
よろしくお願いいたします。