錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

土砂降りで葦の葉陰に雨宿り

"> 土砂降りで "> 葦の葉陰に 雨宿り 〇©錦光山和雄 All Rights Reserved #土砂降りで葦の葉陰に雨宿り

そぼふる雨に彼岸花

台風や そぼふる雨に 彼岸花 〇©錦光山和雄 All Rights Reserved #そぼふる雨 #彼岸花

十五夜なれど

見上げれば 十五夜なれど おぼろ月 〇©錦光山和雄 All Rights Reserved

『世界に雄飛した京薩摩と錦光山の魅力を探る』:「国際近代陶磁器研究会」講演録

Ⅰ 粟田焼から京薩摩へ (1)京焼のなかの粟田の歴史的位置 京焼は、内窯で焼かれた楽焼などの軟質施釉陶器を別にすると、色絵陶器の大成者である野々村仁清が開いた御室焼、尾形乾山の乾山焼、御菩薩池焼や修学院焼、清水焼、音羽焼など諸窯があったが、寛…

ススキの穂

ススキの穂 耳を澄ませば 虫のこえ 〇©錦光山和雄 All Rigts Reserved #ススキの穂 #虫の声

金継ぎと父の残してくれたもの

わが家には錦光山の焼物は何点かありますが、父が残してくれた祖父錦光山宗兵衛の焼物は一点しかありません。 それは象嵌透彫の「茶錦瓷 香爐」であります。透かし彫りの蓋(ふた)には火で焼けて茶褐色になったところがあるので、おそらく錦光山で実際に使…