錦光山和雄の「粟田焼&京薩摩」Blog

京都粟田窯元で「京薩摩」の最大の窯元であった錦光山宗兵衛の孫によ

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

#KINKOZAN SOBEI PICTURES MUSEUM (#錦光山宗兵衛陶磁器写真美術館)第一弾

皆さまへ 国内、海外の錦光山宗兵衛(含む錦光山工房)の作品を写真で展示する美術館を立ち上げてみることにいたしました。ここに掲載します画像は、わたしの拙作「京都粟田焼窯元錦光山宗兵衛伝」の口絵と一部重複しますが、プライベートオンリーの使用であ…

現在の世界を予見した天才的ミステリー作家・打海文三の世界

2019年1月元旦の日本経済新聞の文芸欄で、文芸評論家の池上冬樹さんが、「平成ベスト5」の小説として、打海文三の「裸者と裸者、愚者と愚者、覇者と覇者」の「応化戦争記シリーズ」を選んでくださった。 池上冬樹さんは、この小説を「いまなら孤児たち…

木版画家・斎藤清(Kiyoshi Saito)-「会津の冬」シリーズと西川潤先生

最初に斎藤清の名前を聞いたのは恩師の西川潤先生からでした。 2018年6月21日に西川潤先生のご自宅に先生のお父様であり、会津出身の詩人で作家の西川満先生の資料をもらいに伺ったときに、斎藤清という方は、「会津の冬」シリーズで有名な木版画家で…

迎賓館赤坂離宮の和風別館「游心亭」で七代錦光山宗兵衛の花瓶がご覧になれます。

皆さま、新年明けましておめでとうございます。 迎賓館赤坂離宮の和風別館「游心亭」の主和室に、 七代錦光山宗兵衛の「清水焼(ママ)菊模様花瓶」が展示されているというので 参観を申し込み見てまいりました。 友人の奥様がたまたま「游心亭」のツアーガ…

漱石・草枕ゆかりの地を巡る

The Three-Cornered World(Kusamakura) by Soseki Natsume はからずも夏目漱石の草枕ゆかりの地を巡ることになった。鹿児島の帰路、熊本に寄り元の会社の同僚E・Y氏が案内してくれることになったのである。 漱石は上熊本から徒歩で峠を越えて行ったようだが…